「根拠、論拠、結論」使い方【トゥルーミンの論証モデル】
文章だけでは相手に主張を伝えることは大変です。
文章で相手に主張を分かりやすく伝えるためには「根拠・主張・論拠」という構造を用意すると良い。
この構造は論文でも使われることがあるくらいで「文章から納得感を得やすい」特徴があります。
主張が一貫している
主張に至った理由がわかる
具体的に想像しやすい
ここまでの文章は「根拠・結論・論拠」の形で書きました。
■「根拠、論拠、結論」の使い方~文章構造を真似してみよう~
まず、これら3つの単語の使い方を説明しておきましょう。
論拠・・・主張を支える要因(どうして?)
根拠・・・主張を裏付ける理由(どうして?)
結論・・・もうタピオカミルクティのんでもいいかな
シンプルに書き表すと「根拠というデータが有る。だから、〇〇だ(結論)。なぜなら、△△(論拠)だからです。」
文章を正しく読み解くためには、文章の構造を理解することが大事。
文章の構造を理解すると、読解が楽になり、相手にも主張を伝えやすくなる。
その際に「論証」を意識した文章構造にすることで、より相手に伝わりやすくなる。
論証とはデータを理由に、主張を導くこと。
例えば以下のような文章構造を見てみる。
今日の天気は寒い。だから、コートを着ていく。
今日の天気は寒い(観察に基づく事実) ⇒ コートを着る(主張)
寒いから、コートを着る。